神の如き一文

2004年9月29日 読書
ISBN:4086302047 文庫 桜坂 洋 集英社 2004/09 ¥540

 最近本を読む時間が取れてないがそれでも本屋に寄ったりする。
で本屋に行くとこれが置いていた。
あれれ? もうでているんだ。

・・・ちゅうわけでまだ初めの方しか読んでいない
「吉永さん家のガーゴイル(4)」を中断して読み始めた。
 とりあえず、あとがきをチェック。
・・・気になっていたことに関する情報は記述されていなかった。
 で、次に連載「カバー折り返し殺人事件」。
例の運動(http://maijar.jp/sd/)により連載の危機に陥っているにもかかわらず、
さらに泥沼に!!!

 で本編。
・・・すばらしい。最初の一文。
この一文、神の如し。

・作者はこの一文を一番書きたかったに違いない。
・あとがきによると作者は書きたいところから書くと書いてある。
・ゆえに作者はこの一文を最初に書いたに違いない。

と意味のない三段論法を打ち立てるほど強力な出だしの一文。
これで一気に作品に引き込まれる。
 これが一体どんな意味を持つようになるのか、
期待しながら読む。
ネタが読みかけの「吉永さん家のガーゴイル」と
なんとなく似ているってとこは気にしない。
・・・しかし、この強力な一文が大きく影響することはなかった・・・。

 基本的によしだが最初の一文が十分に生かされていないところが減点。

・・・そうだ、実写化すれば!(核爆)

 神を感じたいなら以下のシリーズ3冊目を参照。
http://dash.shueisha.co.jp/-mahou/

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2008年2月19日
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