低速なネットワークと仮想スイッチをつないだ環境でのVMのDC構築のトラブル
2012年12月30日 コンピュータ会社で開発に使っているタワー機は Windows Server で Hyper-V を動かし、実際の開発環境はその VM上に用意している。
仮想VM の中に開発環境用のドメインコントローラー(DC)を用意して基本的に開発環境はそのドメインを使っている。
が、ホスト機のドメインはホスト機内部ドメインともまた会社のドメインとも別にしたかったので USB-Ethernet Adapter を利用して 古い32bitノートパソコンに Windows Server 2008 を入れて DC としていた。
仮想スイッチは
• ホスト内部
• 会社のネットワークにつなげたもの
• USB-Ethernet Adapter につなげたもの
の3つ。
ホスト機のドメインで、ホスト機内部のドメインを「信頼できるドメイン」とし、ホスト機をいじるときもホスト機内部のドメインのアカウントでログインしていた。
当初はホスト機は Windows Server 2008R2 だったが、Windows Server 2012 にアップグレードした。
そのころからか、ホスト機へのログインに時間がかかるようになった。リモートデスクトップで接続しようとしても「ローカルセッションマネージャの準備をしています」としばらく出てそのまま切断されてしまうとか。
耐えられなくなったのでホスト機のドメインのDC を仮想環境内に作ることにした。多分そうすれば改善するだろうと。
折角なので Windows Server 2012 を使うことにした。
VM を作成し、USB-Ethernet Adapter に接続したネットワークに接続した。
で、Active Directory をインストールし、設定を行う。
しかし、どうしてもエラーが出る。
調べたが特に情報はみつからない。
Windows Update で最新にしても同じエラー。
一旦ドメインに参加させてからやっても同じ。
Windows Server 2012 の ISOイメージの Supportディレクトリに入っているADPREPを利用してあらかじめスキーマのアップグレードをしようとしてみたが、その ADPREP は64bit にしか対応しておらず、動かなかった。
GUI のウィザードで生成されたコマンドを PowerShell でもやってみたが同じエラー。
途中が USB-Ethernet Adapter というのが原因かと思い、横で ping を飛ばし続けて観察する。
するとフォレストのアップグレードと出ているときに一時 ping が通らなくなることがわかった。
ドメインコントローラの通信は低速な回線でも使えるはずなので VM のネットワークの最大帯域幅を 5Mbps に制限してみた。
すると、ping でたまに届かないことはあったものの、今度は無事DCを構築することができた。
ホスト機へのログインは早くなったような気がするがもうしばらく様子は見る。
仮想VM の中に開発環境用のドメインコントローラー(DC)を用意して基本的に開発環境はそのドメインを使っている。
が、ホスト機のドメインはホスト機内部ドメインともまた会社のドメインとも別にしたかったので USB-Ethernet Adapter を利用して 古い32bitノートパソコンに Windows Server 2008 を入れて DC としていた。
仮想スイッチは
• ホスト内部
• 会社のネットワークにつなげたもの
• USB-Ethernet Adapter につなげたもの
の3つ。
ホスト機のドメインで、ホスト機内部のドメインを「信頼できるドメイン」とし、ホスト機をいじるときもホスト機内部のドメインのアカウントでログインしていた。
当初はホスト機は Windows Server 2008R2 だったが、Windows Server 2012 にアップグレードした。
そのころからか、ホスト機へのログインに時間がかかるようになった。リモートデスクトップで接続しようとしても「ローカルセッションマネージャの準備をしています」としばらく出てそのまま切断されてしまうとか。
耐えられなくなったのでホスト機のドメインのDC を仮想環境内に作ることにした。多分そうすれば改善するだろうと。
折角なので Windows Server 2012 を使うことにした。
VM を作成し、USB-Ethernet Adapter に接続したネットワークに接続した。
で、Active Directory をインストールし、設定を行う。
しかし、どうしてもエラーが出る。
ADPrep 実行の失敗 --> System.ComponentModel.Win32Exception (0x80004005): システムに接続されたデバイスが機能していません。
調べたが特に情報はみつからない。
Windows Update で最新にしても同じエラー。
一旦ドメインに参加させてからやっても同じ。
Windows Server 2012 の ISOイメージの Supportディレクトリに入っているADPREPを利用してあらかじめスキーマのアップグレードをしようとしてみたが、その ADPREP は64bit にしか対応しておらず、動かなかった。
GUI のウィザードで生成されたコマンドを PowerShell でもやってみたが同じエラー。
途中が USB-Ethernet Adapter というのが原因かと思い、横で ping を飛ばし続けて観察する。
するとフォレストのアップグレードと出ているときに一時 ping が通らなくなることがわかった。
ドメインコントローラの通信は低速な回線でも使えるはずなので VM のネットワークの最大帯域幅を 5Mbps に制限してみた。
すると、ping でたまに届かないことはあったものの、今度は無事DCを構築することができた。
ホスト機へのログインは早くなったような気がするがもうしばらく様子は見る。
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