とりあえず、Windows Server 2012 の Hyper-V で Windows Server 2012 の Virtual Machine を作成した。
CPUは 1つ (増やし忘れた)、メモリは 4GBで。

そこに SQL Server 2014 CTP2 日本語版の ISOイメージからインストール。

特に引っかかることも無く終了。(設定をどうしたか忘れた)

そして SSMS 2014 CTP2 を立ち上げ、接続し、DBを作成する。

目的は In-Memory OLTP機能を試すことなので
「Memory Optimized Table」(メモリ最適化テーブル)対応の DBを作成する。

SSMS のオブジェクトエクスプローラーで「データベース」を右クリックして
「新しいデータベース」を選択する。

こうかなと思う設定をし、スクリプト出力して
「In-Memory OLTP White Paper」
http://download.microsoft.com/download/5/F/8/5F8D223F-E08B-41CC-8CE5-95B79908A872/SQL_Server_2014_In-Memory_OLTP_TDM_White_Paper.pdf

に書かれている SQL と比較したりしながら試行錯誤した結果、
「Memory Optimized Table」に対応させるには次のようにすることが分かった。
1. 通常のDBを作成するのと同様に設定する。
(後に文字列の「照合順序」の設定に注意しなければならないことが判明する。)
2. [ページの選択]で「ファイルグループ」を選択する。
[メモリ最適化データ]のラベルが付いた Grid があるので
そこに[ファイルグループの追加(I)]で
Memory Optimized Table用のファイルグループを追加する。
3. [ページの選択]で「全般」を選択する。
[追加(A)]でデータベースファイルを追加し、
「ファイルの種類」を「FILESTREAMデータ」にして
「ファイルグループ」でメモリ最適化データのファイルグループを選択する。
その他の項目は適正に設定する。

ここで、「Memory Optimized Table」では文字列の照合順序には次のような制限があることに注意する必要がある。
(1) (var)char型の照合順序はコードページ 1252 の照合順序を用いる必要がある。
nvarchar,nchar型はこの制限はない。
(2) (n)(var)char型の列に index を設定する場合は BIN2 照合順序にする必要がある。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dn133182(v=sql.120).aspx

DB既定の照合順序を上記の条件を満たすもの以外にした場合は
「Memory Optimized Table」作成時に照合順序を COLLATE句で指定する必要が出てくる。


さて、DB を作ったので次は実際に動かしてみる。

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